SIMロック解除義務化の方針

ドコモ、ソフトバンク、auのSIMロックを解除するよう総務省が
強制するようです。

早ければ来年から。


SIMロック:解除を義務化へ 15年度にも実施 総務省
毎日新聞 2014年06月28日 10時46分(最終更新 06月28日 16時01分)

http://mainichi.jp/select/news/20140628k0000e020166000c.html

総務省は10年6月、SIMロックの解除を促す指針を示したが、強制力はなく、
業界首位のNTTドコモが米アップルの「iPhone(アイフォーン)」を除く機種で解除したほかは、
ソフトバンクが4機種、KDDI(au)はゼロと徹底されていない。

総務省は、SIMロック解除に応じない場合は電気通信事業法に基づく業務改善命令の対象にするなどして事業者に徹底させる方針

契約から2年間は解約時に違約金が発生するといった商慣行の見直しも検討している。
大手間の乗り換えや、
大手から通信網を借りて安価なサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)への乗り換えを促し、
競争を加速させて料金値下げなどにつなげる狙いだ。


既に遅い気がしますが・・・・・。

格安SIMがこれだけ認知されてきていますので、今後の数年内にほとんどの人が
格安SIM+白ロムスマホ(もしくはこれまで使ってきた大手キャリア、例えばドコモのスマホ)
になるのでは?と想像したりします。
音声通話対応格安SIMも増えていることも合わせれば、なおさら。

と思ったら、この新聞記事の中では、MVNO(=格安SIM)への乗り換えを促す、なんてあるので、
総務省は格安SIMを促進する考えなんだ?と意外。

なぜ意外かと言えば、そもそもSIMロック解除以前に、格安SIM音声通話付を選ぶなら、
ドコモ、ソフトバンク、auの契約って必要あるの?という流れになりそう。

かろうじて、電話番号は変えられない、キャリアのメールアドレスは残したい、
という希望だけが頼みの綱でしょうが、LINEやTwitterメインの使い方あるいは
Gmailはキャリアメールを不要にしていきますし、音声通話SIMはMNPできたりするので、
時間の問題のような気もします。

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