格安SIMがかなり知られてきている、それ以上に利用者が増えている
ようで、一種のブーム、現象化にさえなりそうです。
その発端をイオンスマホが作ったという記事を見つけました。
http://toyokeizai.net/articles/-/37965
月額3000円を切るスマホはどこまで伸びるか
(東洋経済 2014年05月19日)
この記事ではイオンが販売したNexus4と格安SIMのセット販売が格安SIMブームを起こしたとしています。
端末の割賦代とデータ通信量、音声通話付で月額2980円。
(※200kbps固定、通信量制限なし、但し動画や連続通信は不可)
利用条件的にかなり不利ではあるものの、ドコモ、au、ソフトバンクで
毎月8000円程度支うよりはるかに安くなる。
この契約の大半を高齢者、シニア層だったということも伝えられました。
イオン格安SIM+Nexus4は中年や高齢者が買っている
最近の格安SIMが伸びてきている理由として記事中で3点挙げられています。
1)
NTTドコモからの回線使用料が下がり、MVNOサービスが数年前より低価格で展開できる
2)
安価なAndroid端末が増えている
アジア圏の安い端末、型落ち端末、Andoridの完成度が上がった
3)
スマホの料金が割高なのでガラケーから移りたがらない
→格安SIMの月額料金のほうがはるかに安い、これが最大の理由
<感想>
高齢者がインターネットから最新情報を得て、格安SIMを購入するという流れにはなりにくい。
それに比べてイオンなら、高齢者や主婦層にも認知されることになるので、一般家庭に情報が入っていく。
このことから、これらのブームをイオンスマホが作りだしたとされる説にも納得。
ビックカメラなどの家電量販店での特設コーナーがOLなどの中年女性やビジネスマンの
目に留まるのも後押しに。
こうなると口コミでもどんどん伝わります。
今後の展開として、MVNOサービス=格安SIMの値段がさらに下がったり、サービス内容アップも
期待できますし、白ロムスマホの型落ち端末が増えるのは言うまでもなく、あえてこれを狙った
廉価SIMフリースマホが登場してくるかもしれません。
格安SIMに対する注目度、利用者ともにますます広がっていきそうです。