UQモバイルお試しSIMを使ってみた【格安SIM】高速通信で速度が速い、その理由とは?

UQ mobileUQモバイル)お試しSIMを使ってみましたので、
レビューおよび評価。

口コミのひとつになればと思います。(動画あり)

2018年1月10日)
※端末との相性について後日追記しました。

2018年1月15日)
※au VoLTEとマルチSIMについて、さらに追記しました。

2018年10月29日)
※マルチSIMで UQモバイルお試しSIMを使ってみたので、
その内容を、さらに追記しました。

auネットワークで~!【UQ mobile】

UQモバイルお試しSIMとパッケージ

Try UQ mobileお試し

UQモバイルにはTry UQ mobileというお試しSIMがあります。

実際に使って体験できるので、自宅や職場、通勤通学時など
自らの環境で通信の安定性や通信速度を計測して試すことができる。

SIMカードがセットされたスマホごと借りるか、
SIMカードだけ借りてご自身のスマホやモバイルルーターに装着して使う
という2つの方法が選べる。

このお試し体験は登録料、通信料、レンタル料、配送費用など、
費用は一切かからずに、試すことができるという、
完全無料の素晴らしいサービス提供。

※UQモバイルについて詳しくはこちら

今回、管理人はUQモバイルお試しSIMカードを入手する機会が
ありましたので、この記事を書くに至りました。

速度測定

UQモバイルのSIMカードを使って通信速度を測定してみました。

端末:NETGEAR AirCard AC785(モバイルルーター)
端末:ZenFone 3 Max (ZC553KL)(Android)スマホ
アプリ:Speedtest.net

測定結果の画像の中でWiFiマーク(扇形)ですが、
UQモバイルのお試しSIMカードを
NETGEAR AirCard AC785(モバイルルーター)に
セットしています。

NETGEAR AirCard AC785のWiFi接続で、
ZenFone 3 Max (ZC553KL) にインストールした
アプリSpeedtest.netにて速度計測しました。

それ以外はスマホZenFone 3 Max に直接SIMカードを装着し、
アプリSpeedTestにて速度計測しました。

UQモバイルお試しSIM速度計測結果2017年12月25日の1

UQモバイルお試しSIM速度計測結果2017年12月25日の2

(単位はMbps・平日)

12/25 11:33 11.71
12:30 12.45
12:47 8.56
15:03 15.79
17:00 9.70
19:04 2.89
20:01 5.32
21:02 4.98
22:24 7.54

※この翌日にも改めて速度測定をしました。
UQ mobile、FREETEL、U-mobileの3社で比較。
こちらの記事で速度をご確認いただけます。
格安SIM通信速度調査2017年12月末┃MVNO実測値比較

格安SIMのサブブランド

格安SIMというのは、回線を借りてその通信インフラを使って
通信サービスを提供する、だからMVNOと呼ばれる。

もし回線を貸し出すほうが自らMVNOを運営したら、
通信品質のよい状態で優位に進めると考えるのが普通。

それが格安SIMのサブブランド問題という話で、
au(KDDI)のUQモバイルや、
ソフトバンクのY!mobile(ワイモバイル)が
それに当たります。

インチキやズルいわけではありませんし、違法行為でもありません。
表向きauやソフトバンクは特別な優遇を否定しています。

しかし現実的にサブブランド格安SIMは速度が速い傾向にあり、
優れた回線品質を思わせる結果となっているのも事実。

これがUQモバイルの通信速度が速い理由のひとつだと言える。

UQモバイルの料金プラン

UQモバイルの料金プランは以下の通り。

電話をかけることが多い方は、
以下の料金プランがおすすめ。
通話料金との合算で月額料金が確実に安くなります。

電話をかける回数が多い、だけれども長電話はしない
という人には「おしゃべりプラン」がおすすめ。
5分以内の国内通話なら何度でも通話料無料。

◆おしゃべりプラン(通話回数が多い方におすすめ)

5分を超える長電話でお話する人は
「ぴったりプラン」がおすすめ。

◆ぴったりプラン(長時間の通話が多い方におすすめ)

※UQモバイルについて詳しくはこちら

UQモバイルお試しSIMを使ってみた まとめ

格安SIMの中でもUQモバイルは通信速度が速いと評判でした。

格安SIMの速度測定を実施しているブログや雑誌での総合順位も
1位であることが多く、軒並み上位レベルであることはほぼ間違いありません。

今回、実際に速度計測してみても速いことが判明しました。

他社の格安SIMでは10Mbps越えることは、1年くらい前まであったものの、
最近では平均2〜3Mbpsでればよいほう。
もちろん時間帯によっては8Mbps前後を記録することは稀にあっても
10Mbps越えはほぼ無理。
あまり高速性は望めなくなっています。

そこへ来て、1日を通して平均で8Mbps前後を維持し、
頻繁に10Mbps越えているUQモバイルは異常値とも言えるほどの
高速性だと言っても過言ではありません。

auのサブブランド格安SIMだからと言ってしまえばそれまでですが、
他社格安SIMと料金で比較しても、通話料金は除いて考えれば、
月額1500円~2000円前後のほぼ同じ料金の範囲内で使える
にもかかわらず、この速度は凄い。

毎月の支払いが多少違ったとしても、これだけ通信品質に差があるのならば、
遅いほうの格安SIMを使っていることは馬鹿らしく感じてしまいます。
少なくとも1日を通しての平均速度で数倍は違う。

平日昼休みは格安SIM各社とも200~300kbpsと500kbpsを割り込む状態も珍しくなく、
速度計測不能になる格安SIMもあるくらい。
120kbpsと12Mbpsなどと差が開くなら最大で100倍くらい違ってると言えなくもない。
それくらいUQモバイルは速い。

速度が早ければそれでよいというわけではありませんが、
これだけの差は埋められませんし、
スマホのブラウザでWebページを読み込んでも、表示の動きが明らかに
キビキビしていてスーッと読み込み完了。体感的にも明らかに高速だとわかりました。
スマホでYoutube動画を見てもすぐに再生が開始して止まることもありません。
パソコンへテザリングしたWiFi接続でも動画再生がスムーズ。

ただ、この先UQモバイルの速度がどうなっていくかはわかりません。
格安SIMというのは会員数が増えるほど、格安SIM会社は儲かりますが、
回線増強が間に合わずに置き去りにされて通信速度は落ちていくという傾向が定番。

それでも2017年12月時点においては、他社のあらゆる格安SIMと比較して、
UQモバイルの通信速度と安定性は非常に魅力的だと言い切れます。

auのサブブランドということで考えれば、来年、再来年であっても
速度が酷く落ちる心配は無さそう。

格安SIMの新規契約やMNP(乗り換え)を検討している方には、
UQモバイルおすすめ。

動画

「UQ mobile お試しSIMを使ってみた。速度測定とYoutube動画再生テスト」

※UQモバイルについて詳しくはこちら
UQモバイル(UQ mobile)【公式】格安SIM・格安スマホ


以下、後日追記)
2018年1月10日

端末との相性がある可能性に注意

管理人が手持ちのスマホZenFone 3 Max (ZC553KL)に
装着してみましたところ正常に使えませんでした。

UQ mobile公式サイトではZenFone 3 Max (ZC553KL)も
動作確認端末一覧に入っており、
ご利用いただける操作確認済の端末になっていますが無理。

注意事項として、

ご利用になるには、SIMスロット1をご利用ください。

電話基本パックにある「三者通話」は使用できません。

とありますが、SIMスロット1でもSIMスロット2でも通信不具合。
ちなみにSIMスロット1でナノSIMにSIMアダプター装着しましたので、
マイクロSIMでアダプタ無しなら大丈夫なのでしょうか?

通信不具合の症状としては、
SIMカードを装着すればひとまず通信は確立しますが、
数分くらいするとアンテナピクトが「×」になって 、
すぐに使えなくなってしまいまいます。

再起動、APN設定、カードスロット、モバイルネットワーク設定など、
時間を変えていろいろ試しても駄目でした。

ZenFone 3 Max (ZC553KL)はSIMフリー端末ですから、
au回線など関係なく使えなければおかしいわけで、
これが管理人のZenFone 3 Max (ZC553KL)固有の問題かどうかは不明。

それともこのSIMカードがデータ通信専用だから?
お試しSIMだから?
それが理由になるとは考えにくいのですが。

→※この原因はSIM種別の間違いであることが判明。
下に詳しく追記しました。

おそらくスマホがau端末なら問題ないと思いますが、
ドコモ端末とソフトバンク端末でSIMロック解除したもの、
あるいはSIMフリースマホにおいては、やや注意してください。

なお、モバイルルーター(NETGEAR AirCard AC785・SIMフリー)では
全く問題なくUQ mobile(UQモバイル)を安定して使えました。
スマホ、ルーターに限らず、SIMカードとの相性があるのかもしれません。

UQ mobile(UQモバイル)をこれから申し込んで使ってみようかな?
特に今ご自分でお持ちのスマホで使おう、とご検討中の方は、
お試しSIMで運用してみて実際に使えるかを確認してからのほうがよさそうです。

もしくは端末とSIMカードがセットになったタイプで UQ mobile
(UQモバイル) を新規契約するのが100%確実だと言えます。
端末セット販売なら使えないということはまずありえない。
仮に通信不具合などあってもUQコミュニケーションズ側に
サポートしてもらえるという保証がありますから。

※UQモバイルについて詳しくはこちら
格安スマホ端末セットもあるUQモバイル【公式】格安SIM


以下、さらに追記)
2018年1月15日

au VoLTE対応端末はマルチSIM(ピンク色)で使う

(※読者の方からご指摘いただきました。)

ZenFone3 Max(ZC553KL)はau VoLTE対応端末なので、
UQモバイルではマルチSIM(ピンク色)を使うべきとのこと。

VoLTEとは、音声通話をする技術ではないLTEの通信において、
音声をデータ変換してLTEで音声通話できるようにした技術。
よりクリアな音声通話ができる、ネット通信を使いながら通話できる、
といったメリットがあります。

au VoLTEとは、
au 4G LTEエリア内でVoLTE対応機種でVoLTE通話ができるサービス。

UQモバイルのSIMカードには3種類ある。

UQモバイルSIM種別、マルチSIM

UQモバイルSIM種別
3つのSIMカード

  • LTE用 microSIM(黒色)
  • LTE用 nanoSIM(白色)
  • VoLTE用 マルチSIM(ピンク色)
    (mini/micro/nano)

マルチSIMは、ピンク色で区別されており、
台紙から切り抜くときに
通常SIM、micro SIM、nano SIM、でサイズを選べる。

この記事で使った白色のナノSIMはLTE用SIM
非マルチSIMであって、au VoLTE非対応端末向け。

ですからモバイルルーター(NETGEAR AirCard AC785)
では普通に使えて、ZenFone3 Max(ZC553KL)では
正常に使えなかったようです。

UQモバイルの公式サイトには、動作確認端末一覧と、
それを検索できるページがあり、ZenFone3 Maxが
入っているのでSIM種別は考えずに使えると思い込んでいました。
それが間違っていました。

条件付きで検索してみましたところ、

UQモバイル対応端末マルチSIM(micro)で検索

マルチSIM(micro)で検索したときのみ、
ZenFone3 Max(ZC553KL)が表示されます。

UQモバイル公式
動作確認端末での検索結果

「マルチSIM(micro)」
SIMフリー端末 ASUS
ZenFone3 Max(ZC553KL)

「マルチSIM(nano)」
「nanoSIM」
「microSIM」
では ZenFone3 Maxの該当ありません。

そのZenFone3 Max(ZC553KL)の詳細欄、
対応表を「+」から開いて確認しますと、
「SIM種別 マルチSIM(micro)」
となっていました。

Zenfone3MAXのUQモバイルSIM種別はマルチSIM(micro)

最後に繰り返しになりますが、もう一度書きます。
au VoLTE対応端末でUQモバイルを使うのであれば、
マルチSIM(micro)を使う。
ZenFone3 Max(ZC553KL)でUQモバイルを使うならば
マルチSIM(micro)を選ぶのが正解。

ちなみに「マルチSIM(micro)」で検索したとき、
対応端末になっているASUSスマホは以下でした。

UQモバイル
「マルチSIM(micro)」で使う端末

UQ mobile端末
ZenFone 3 Laser(ZC551KL)
ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)
ZenFone 3(ZE520KL)
ZenFone 2 Laser(ZE500KL)
ZenFone Go(ZB551KL)

SIMフリー端末
ZenFone 3 Max(ZC520TL)
ZenFone 3 Laser(ZC551KL)
ZenFone 3 Deluxe(ZS550KL)
ZenFone 3(ZE520KL)
ZenFone 3(ZE552KL)
ZenFone 3 Max(ZC553KL)
ZenFone 2 Laser(ZE500KL)
ZenFone Go(ZB551KL)

データ通信のみ
ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL)
ASUS ZenPad 8.0 (Z380KNL)

他のASUS ZenFoneシリーズ端末や、
他社Android端末、およびiPhoneなども、
SIMカードの契約をお申込みになる前に
UQモバイルの公式サイトにある
動作確認端末ページで検索してご確認ください。

※UQモバイル公式はこちら
UQモバイル【公式】格安SIM(動作確認端末も検索)


以下、さらに追記)
2018年10月29日

【マルチSIM】で UQモバイルお試しSIMを使ってみた

本記事の通り、以前にUQモバイルを試していますが、
その際、LTE用 nanoSIM(白色)を使っていました。

あれから10か月が経過した今回、
VoLTE用 マルチSIM(ピンク色)のお試しSIMカード
を入手しましたので、改めてUQモバイルを使ってみました。

UQモバイルお試しSIM(2018年10月)

UQモバイルお試しSIM(2018年10月)中身、カード

カードサイズの中央部分を切り抜ける仕組みは
一般的なSIMカードと同じですが、
切り抜き方でサイズを変えられる、だからマルチSIM。

UQモバイルお試しSIM(マルチSIM)

但し、小さく切っていくだけの一方通行。
Mini SIMカードにしてから、
さらに小さくMicro SIMカード、
さらに小さくnano SIMカード、の順に切り取っていく。
一度切ったら大きくはできない、戻せないという。

マルチSIMの切り抜き、ミニ・マイクロ・ナノ

SIMカードアダプター(通称、下駄)のように使うのは
止めるようにと注意書きが添えてあります。
スマホ故障の原因になるからでしょう。

管理人はMini SIMカードに切ってから、
マイクロSIMカードにしました。
ナノSIMにはしていません。

UQモバイルお試しSIMのマルチSIMをマイクロSIMサイズに切り抜き

前回、LTE用 nanoSIMで正常に通信できなかったスマホ、
au VoLTE対応端末の
ZenFone3 Max(ZC553KL)を使用します。

カードトレーには記憶媒体マイクロSDカードを装着してありますので、
もう一方のトレーはマイクロSIMカード用。
Micro SIMカードで使うと都合がよいのです。

SIMアダプターに入れてある旧FREETEL SIMのSIMカードをはずして、
UQモバイルのSIMカード(マイクロSIMサイズ)に交換しました。

スマホにUQモバイルお試しSIMをセット(マルチSIM)

電源を入れると数分ほど無通信になりますが、
その後、自動的に4G通信が確立
特にAPN設定もしていませんが、設定からネットワーク設定を
確認してみますとアクセスポイント名「UQモバイル」になっていました。

ネットワーク設定「アクセスポイント名」UQモバイル

通知領域のアンテナピクト横にはauという文字はありませんが、
「VoLTE」アイコンが表示されました。
au VoLTEで通信中であることを示している。
わかりやすくてよいですね。

au「VoLTE」アイコン表示

「au VoLTE」アイコン

使ってみるとブラウジングなど明らかに速い。

速度計測アプリで通信速度を計ってみましたが、
常に20Mbps~30Mbps越という結果。
遅くても10Mbps。
ちなみに同時刻に計測した他社格安SIMの
旧FREETEL SIM(現 楽天)とU-mobileでは、
最高速度で10Mbps前後がやっと。

特に平日昼休みの12時台、12:30前後が圧巻。
U-mobileで2Mbps、旧FREETEL SIMで4Mbps、
これでもかなりよい結果、各社1Mbps未満も珍しくない状況となる、
利用者が集中して遅くなる時間帯、それが平日昼12時~13時頃。
しかしUQモバイルは余裕の20Mbps超え。
5~10倍以上の速度差がある。

※こちらの記事で速度をご確認いただけます。
格安SIM通信速度調査2018年10月末┃MVNO実測値比較

通信速度や体感速度は、使う端末や環境、タイミングで
かなり変化しますが、とにかく高速な通信が欲しいという人には
絶対的におすすめの格安SIMだということを改めて認識させられました。

格安SIMで安定した高速通信をご希望ならUQモバイルで決まり。

※UQモバイルはこちら。高速おすすめ
UQモバイル【公式】高速通信の格安SIM。速度が速い

動画

「UQモバイルでマルチSIM(au VoLTE)を使ってみた。【格安SIM】速度測定、Youtube動画再生」


※UQモバイル【公式】こちらから