旧 FREETEL SIMからOCN モバイル ONEへ転出MNP。通話料金が安い

旧 FREETEL SIMからOCN モバイル ONEへ転出MNPしましたので、
手続きの方法や全体的な流れなどをご紹介。(動画あり)

なお今回は家族の格安SIM契約で、
管理人は旧 FREETEL SIM(楽天モバイル)を継続しています。

転出MNPした理由

ご存知の通り、FREETEL SIMは昨年2017年11月に楽天に買収され、
現在は旧 FREETEL SIMとして楽天モバイルの中に統合、
吸収された格好になっています。
楽天も純粋な楽天モバイル会員と区別するために、
「旧 FREETEL SIM」といった表記を使っています。

この3月から、いよいよ楽天から楽天モバイルへの転出MNPキャンペーンが始まり、
勧誘のメールも来ましたが、それよりもフリーテルでの通話料金サービスを
今後は楽天でんわアプリで行わなければならないという案内メールが度々送信され、
その内容に家族は困惑したようです。

それもあり、他の格安SIMに変えたいと。

ではなぜ楽天モバイルへMNPしないのか。

楽天モバイル

楽天モバイルでは旧フリーテル SIM のユーザーに向けて
優待キャンペーンを行っています。

MNP転出にかかる費用や楽天モバイルに転入するにあたっての初期費用などを
楽天側が負担してくれるということで大変お得なキャンペーン。

1年目だけですが、
月額料金も500円割引してくれる。
楽天会員であればさらに1000円割引合わせて1500円割引してくれます。

今回の記事に書いている家族は会員ではありません。
キャンペーン対象となるプラン、スーパーホーダイの1年目が月額2480円となります。

管理人は楽天会員でなので、仮にMNPすれば月額1480円。
安い、格安SIMとして標準的ですが。
ここでは蛇足ですが1年で割引は終了する点も知っておきたい。

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通話料金が安い格安SIMは?

それよりもこの家族は電話をすることが多く通話料がかなりかかっています。
FREETELの月額料金も4000円とか5000円になるぐらいです。
格安SIM なのに電話代が高くなってきたと嘆く始末。

管理人はドコモ、auから格安SIMへ移行してからは、
楽天電話アプリや IP Phone SMART、あるいはSkypeといった
通話料金のかからない、安くする仕組みを活用し、電話料金を節約してきました。
そもそもあまり電話をしませんが。

家族は電話をすることが多いにもかかわらず、こういったアプリや
IP電話の使い方が分からない上にわかろうともしません。
LINEも使いません。

こうなりますと通話料金を安く抑えられる格安SIMに移るという
一点が最重要事項となります。

楽天モバイルスーパーホーダイにも国内通話5分かけ放題が付いてきます。
本来は別料金として月額850円のサービスですので、大変お得。
楽天でんわアプリを使うので30秒10円と、半額にもなっていますし。

しかし無料通話時間が5分だけでは足りないと思われることから、
他社格安SIMとも比較してみたのでした。

合わせて読みたい関連記事)
格安SIM(MVNO)2018年2月の会員数から考える格安SIMの選び方

UQモバイル

UQ モバイルはau by KDDI のサブブランドとされる格安SIM。

auが他社格安SIMよりUQ モバイルだけを特別に優遇してることはない、
とされていますが、通信速度は色々な比較記事などでも軒並み上位あるいは1位。
高速な通信で使える格安SIMが欲しいという方にはぴったり。

通話料金についてですが「おしゃべりプラン」は5分以内かけ放題。
「ぴったりプラン」は1か月あたり60分・120分・180分が通話無料。

ただ、ぴったりプランの無料時間がなぜか2年を超えて26ヶ月目以降は
半分になってしまいます。

月額料金の方もプランSは月1980円から始まりますが、
なぜか1年を超えて 14か月目以降は月額2980円に増額されます。

将来的な料金体系の不透明さや、なぜか無料通話分がやがて縮小されるという
不可解さも相まって、ちょっと考えてしまいます。

家族割がかなり優遇される。
プランS 月額1480円ですので、おそらくUQ モバイルとしては家族単位で
契約してほしいという狙いがあるのでしょう。

UQ モバイルは、通話料金よりも通信速度を重視する人に向いているかもしれません。
あるいは家族全員で申し込むとお得。

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イオンモバイル

イオンモバイルはスーパーのイオンが展開する格安SIM。

三大キャリアのようなサポートショップがほとんどない格安SIM各社と違い、
イオン店舗でリアルのサポートが提供できるとメリットをうたっています。

料金プランは激安。
月額1130円からあります。

通話料金の方ですが公式アプリのイオン電話を使うことによって30秒10円と半額になり、
月額850円のオプション「イオンでんわ10分かけ放題」を使うと
10分以内の国内電話がかけ放題、つまり無料。

イオンモバイルは月額料金がとても安いのが魅力。
端末とのセット販売もありますし、イオンへ買い物のついでに申し込むとか、
気軽にサポートを受けたいと思えるならよい格安SIMかもしれません。

イオンモバイル

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONE は NTT コミュニケーションズが運営しており、
どちらかと言うと、MVNOでNTTドコモ回線を借りているということ以上に、
よりNTT系という印象。

管理人自身も以前使っていましたし、 実は今回の家族も以前使っていて解約済み。
そしてまた新たに今回2度目の契約をするという格好になりました。

MNPするにあたっての決定打となったのは通話料の安さ。

公式アプリの「OCN 電話アプリ」を使えば30秒10円と半額になる。
これについては楽天でんわ、イオンでんわでもそうですね。

そこからオプションとして月額850円で「10分かけ放題」
国内通話 1通話あたり10分以内 が回数無制限でゼロ円。
つまり楽天モバイル、イオンモバイルと同等のサービス展開。

しかし、加えて「トップ3かけ放題」がある。

月額850円でその月の国内通話料上位三番号の通話料がゼロ円になります。

これは楽天モバイルやイオンモバイルをはじめとして、他社格安SIMにはないサービス。
NTT系ならではと言えるでしょうか。
(2018年3月末の時点で)

しかもこれら「10分かけ放題」と「トップ3かけ放題」の合わせ技とした
「かけ放題ダブル」という サービスまであるのです。
合算した1700円ではなく、月額1300円でこのかけ放題ダブルが使える、お得で良心的。

この場合 OCN モバイル ONE の音声通話対応SIM の月額料金は
いくらくらいになるでしょうか?

通信料金プランのほうで、月額1600円、通信量1日110MBまでというプランがありますから、
「かけ放題ダブル」の1300円を足して税抜き3000円弱、税込でも毎月3000円余り
という計算になります。

BIC モバイル ONE

今回、MNP手続きを家電量販店ビックカメラ店頭で行いましたので、
「BIC モバイル ONE」の契約ということになります。

BIGモバイルONE申し込み書類

OCN モバイル ONEを契約するつもりで店頭に行き、
店員に伝えたのですが、強制的に「BIC モバイル ONE」にさせられました。

店員曰く、格安SIM「OCN モバイル ONE」をビックカメラで
申し込みすると「BIC モバイル ONE」の契約となり、
格安SIMの内容はOCN提供で「OCN モバイル ONE」になっているとのこと。

じゃあ何が違うのか?と問いましたが、格安SIMに他のサービスがついているとか、
よくわからない説明でした・・・。

ビックカメラ公式サイトを見ますと、

ひかりエントリープラン無料
ビックカメラ限定特典としてひかりTVのエントリープランが無料!
※プリペイドSIMは対象外

光セット割がお得
セットで月額200円割引

050plus月額無料

ひかりTVというのは映画などの動画配信、音楽、ゲーム、電子書籍など
様々なコンテンツが使えるサービスの模様。

格安SIMだけ使うのであれば特に関係なさそうです。
BIGモバイルONEと、ひかりTV

MNPの方法

旧 FREETEL SIMからOCN モバイル ONEへMNPする方法はいくつかありますが、
上記のとおり、今回は店頭MNPの方法をご紹介します。

旧 FREETEL SIMのMNP予約番号を取得。
(スマホで申請して数分で発行される)

家電量販店など店頭へ行く

MNPの手続き、30分~1時間程度。
(個人情報の入力、身分証明書のコピーなど)

手続きを終えると、そこから
30分から1時間ほどで開通
(自動的に旧 FREETEL SIMは解約処理となる)

その場(店頭)で新しいSIMカードを受け取る。
パッケージ代(3000円程度)を支払って終了。

BIGモバイルONEカード台紙

基本的にお店へ行くだけ。
MNP予約番号は事前に取得しておくのが好ましいですが、
店頭で発行しても間に合うでしょう。
混雑具合にもよりますが、全体で2時間程度あれば新しい格安SIMになっています。

今回ビックカメラ店頭で支払った金額は、
3229円(税抜き2990)でした。

BIGモバイルONE申し込み案内書

動画

MNP予約番号を取得する方法を動画に撮影しました。
「旧 FREETEL SIMで MNP予約番号を取得する方法 2018年3月」

ZenFone 3 Max設定

ZenFone 3 Max (ZC553KL)での設定は特にしていません。
SIMカードをセットするだけで開通。

もしできなければAPN設定に「OCN モバイル ONE(LTE)」
がありますので、選択してください。

OCN 電話アプリすぐには使えないので注意

オプションサービス「かけ放題ダブル」ですが、
開通するのに5時間くらいかかりましたのでご注意ください。

店頭でSIMカードを受け取って、スマホにセットすれば、
既にOCN モバイル ONEを利用しているわけですが、
割引の電話はすぐには使えないのです。

OCN 電話アプリから発信してみると、
「現在ご利用の電話番号は登録されていません」といった
ガイダンスが流れます。
設定や使い方を勘違い、間違えているのかと不安になりますが、
実はこれで問題ない、正常の仕様なのです。

通常の電話は使えますのでご安心ください。
ただし30秒20円をお忘れなく。

公式サイトには数日かかることがありますと記載あり。

おそらく「10分かけ放題」と「トップ3かけ放題」も同じ、
というよりも、契約の電話番号で「OCN 電話アプリ」自体を
使えるようになるのに時間が必要なようです。

確か管理人が「楽天でんわ」を申し込んだときも、
同様に時間がかかった記憶がありますので同様のことだと思われます。

そのまましばらく待ってください。

旧 FREETEL SIMからOCN モバイル ONEへ転出MNP まとめ

管理人の家族が格安SIMから電話する時に長電話をする相手は、
1か月で3人を超えないという話でしたので今回のMNP契約に至りました。

以後はOCN モバイル ONEの月額料金は、毎月3000円程度の料金で
一定化されることなります。 それを聞いて家族は喜んでいました。

上位四人目以降に関しては完全無料にはなりませんが最初の10分が無料。
通常の連絡的な通話においては10分どころか5分も喋ることはほとんどない
はずです、大丈夫でしょう。

以前OCN モバイル ONEを解約した時は通信が重くなって速度が遅くなったので
解約したわけです。
現状の2018年3月末の時点で通信速度がどうなってるのか分かりません。

しかし格安SIMで通信をすることがあまりなく、逆に電話をすることが多い
という人にとっては、通話料を合わせると月額料金が高額な三大キャリアの
ドコモ・au・ソフトバンクと変わらなくなってくる方もいらっしゃいます。

最近、格安SIMの通話料が増えてきた、通話料が高いのは困る、
通話料が安い格安SIMを選びたいといったご希望の方は、
オプションサービスの「10分かけ放題」や「トップ3かけ放題」、
あるいはこれら両方が適用される「かけ放題ダブル」を合わせて、
OCN モバイル ONE を選ぶことをおすすめします。

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