楽天モバイル、格安SIM DMM Mobile を買収。2019年9月承継しユーザー数220万人へ



 

楽天モバイルが格安SIMの DMM Mobile を買収しました。

情報ソース

楽天モバイル、DMM社よりMVNO事業「DMM mobile」等を承継(2019年7月9日 楽天モバイル株式会社)【公式】

楽天モバイルが「DMM Mobile」買収(2019年7月9日 ケータイ Watch)

格安スマホ再編進むか…楽天「DMMモバイル」買収で見えたある数字(2019年07月10日 日刊工業新聞社ニュースイッチ)

「DMM mobile」「DMM光」を譲り受ける楽天モバイル 両サービスの今後は?(2019年7月9日 ITmedia Mobile)

楽天モバイル、DMM社よりMVNO事業「DMM mobile」等を承継

楽天モバイル ニュースリリース 2019年7月9日

楽天モバイル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:山田 善久、以下「楽天モバイル」)は、2019年7月4日開催の取締役会において、2019年9月1日を効力発生日(予定)として、会社分割の方法により、合同会社DMM.com(本社:東京都港区、会長 兼 CEO:亀山 敬司、以下「DMM社」)の運営するMVNO事業「DMM mobile」、および「フレッツ光」を利用した高品質インターネットサービス事業「DMM光」を承継することを決議いたしましたので、お知らせします。なお、本会社分割の対価としてDMM社に約23億円を交付する予定です。

楽天モバイル株式会社が、約23億円で
DMM.com社のMVNO事業「DMM mobile」(格安SIM)と、
「フレッツ光」を利用した高品質インターネットサービス事業「DMM光」を買収。
2019年9月1日に承継する。

DMM Mobile買収から見える楽天モバイルの今後

こちらの記事にもあるのですが、
このニュースを聞いて思い浮かぶ出来事がありました。

DMM mobile買収で契約増の楽天モバイル ただしMNOとMVNOの両立は不可に? ドコモ吉澤社長は不快感(2019年07月13日 ITmedia)

まさしくこれは、
2017年の夏に電撃的に買収が発表され、
2017年11月には買収が完了したFREETEL SIMと
同じパターンだと思いました。

経営難に陥って身売り先を探してたFREETEL SIMを
買収金額と負債合わせて36億円相当で買った。
これは会社やサービスを買うというより、
フリーテル約35万人のユーザーを買うこと。
ユーザー1人を1万円で手に入れるイメージで買収の話を受けたという。
そしてFREETEL SIM会員を吸収したことで楽天モバイルは140万回線越えを達成。

楽天モバイルも広告宣伝費をかけて、
ユーザーを獲得して会員数を増やしてきたわけですが、
むしろ買収のほうが手っ取り早い。
短期間に爆発的な人数を獲得できるのですから。

以前の記事)
FREETEL SIMが買収された。2017年11月から楽天へ身売り
FREETELの運営会社は楽天。2017年11月1日140万回線突破
楽天運営のFREETEL SIMまもなく1か月、ユーザーは今後の契約どうなるのか
「FREETEL SIM」から「楽天モバイル」にブランド名称統合完了2018年1月15日

今回の他社格安SIMサービス買収によっても、
DMM mobile 約24万人のユーザーを飲み込み、
楽天モバイル契約者数は合計で220万人に達するという。
23億円で約24万人というのも
フリーテルのときの1人あたり1万円で買う話を彷彿とさせる。

逆に言えば、楽天モバイルにとって、
あれから2年が経過して、
フリーテルの買収は成功だったという感触があるのかもしれません。

格安SIM 業界の再編成の可能性が高まる

買収によって、他社格安SIMサービスのユーザーを吸収して
自社の会員数を一瞬で激増させる、
楽天モバイルがこの方法を戦略として強化していく可能性があります。

そうであるとするならば、他の記事にもありますが、
今後、収益性に関して将来性が見込めない格安SIM(MVNO)各社は、
楽天モバイルを中心とする上位の格安SIM会社への売却を打診し始める。
それによる業界の再編成があるかもしれません。

現在の格安SIMシェアは楽天モバイルが断トツ1位で、
それ以下は、マイネオ、UQモバイル、
OCN モバイル ONE、IIJmioと続きます。
これら5社以下は、会員数を逆転していくのは難しいことが予想されます。

特に、上位各社が、中堅どころや最下位層を本当に次々と吸収していった場合、
さらなる急成長を遂げて差は開く一方という未来もあり得る。

既に、2位のマイネオ(mineo)が楽天モバイルに追いつくのすら難しい
という状況になりつつあります。

以前の記事)
格安SIM(MVNO)2018年2月の会員数から考える格安SIMの選び方

楽天モバイルは第四の携帯会社(MVO)以後が不透明

今年の10月に楽天モバイルは、
第四の携帯会社としてMVOになります。

そのときの格安SIM 楽天モバイル(MVNO)の立場が、
未だはっきりしません。
三木谷代表取締役会長兼社長は現ユーザーを
第四の携帯会社のほうへ誘導して、
格安SIMも続けるようなニュアンスの話。

そのようなうまい話でまとまるのか。
ユーザーが納得するのか、全く不明で未知数。

記事にもありましたが、
ドコモ吉澤社長もあまりよく思っていない模様。
当然です。
これまでは携帯会社(MVO)ではないから
契約してきたわけで、
同じMVOなら設備建設中のライバル会社に、
安定した自社回線を安く貸す状態はおかしい。

ドコモに契約を切られた場合、自社回線でつなぐことになる。
自社回線ということは、
第四の携帯会社(MVO)をそのまま使うだけ。

この携帯会社(MVO)としても未知数で、
サービス開始当初は、昔のソフトバンクと同様に、
つながりにくいのでは?という意見も聞かれます。
そもそも格安SIMと同等の料金で提供できるのかも疑問。

こういったことが未達のままサービスインした場合、
猛烈なユーザー離れが起きて、トーンダウン。

そもそも10月以降は、格安SIMの楽天モバイル
というサービス自体が無くなるのかもしれませんが、
あったとしても、ユーザーが激減すれば自滅するだけ。
自動的に繰り上がりで格安SIMシェアではマイネオやUQモバイルが首位になる。

楽天モバイルの携帯会社(MVO)スタートまで、
もうまもなく2か月余りと迫ってきていますが、
今年、来年と推移を見守っていきたいと思います。

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