楽天モバイル(MNO・自社回線)が「Rakuten UN-LIMIT」発表。2020年4月から本サービス開始



   2020/04/08

楽天モバイル(MNO・自社回線)が2020年4月から本サービスを開始すると発表しました。

料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」と、そのサービス内容をまとめ。
(動画あり)

「Rakuten UN-LIMIT」楽天モバイル一年無料

※「Rakuten UN-LIMIT」の先行申込受付について変更を追記しました。

※パートナーエリアのauローミングについて変更を追記しました。

動画 楽天モバイル(MNO・自社回線)料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」発表

「楽天モバイル(MNO・自社回線)料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」発表」

情報ソース

「楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」発表。月2980円で自社エリアはデータ無制限、300万人は1年間無料」
(ケータイ Watch 2020年3月3日)

「ベールを脱いだ「楽天モバイル」の本格サービス 料金プランや戦略を整理する」
(ITmedia Mobile 2020年03月03日)

「「無料サポータープログラム」ユーザーが「楽天モバイル」正式プランにいち早く申し込むには? 1年無料は確実?」
(ITmedia Mobile 2020年03月04日)

「楽天モバイル、MVNOの新規受付は4月7日に終了」
(ケータイ Watch 2020年3月3日)

格安SIM 楽天モバイル(MVNO)と楽天モバイル(MNO)は違う

楽天モバイル(MNO)では楽天の自社回線で通信サービスを提供する。
ドコモ、au、ソフトバンクに並ぶ第四の携帯会社となる。

これまで楽天がサービス提供してきた格安SIMの楽天モバイル(MVNO)は、
ドコモ回線やau回線を借りて提供されてきたサービスのため、
全く別のサービス内容になり、通信品質も完全に異なる。

楽天モバイル(MNO・自社回線)の料金プランは1つだけ

楽天モバイル(MNO・自社回線)の料金プランは、
料金プランは「Rakuten UN-LIMIT」の1つだけ。

月額2980円でデータ使い放題、通話かけ放題。

料金プランをわかりやすく1つだけにしたのは、
とてもよいアイデアだと評価できます。

条件付きながら、低価格でデータ使い放題、通話かけ放題なのも
大盤振る舞いの太っ腹サービス。

Rakuten UN-LIMIT のサービス内容(料金プラン)

完全データ使い放題「Rakuten UN-LIMIT」楽天モバイル

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」のサービス内容としては、
月額2980円。

楽天回線のエリアなら楽天の自社回線で接続しデータ通信無制限。
エリア外は、パートナーエリアとなり、
auローミング(KDDIの回線)で接続され、
通信容量が毎月2GBまで高速通信可能。
2GB超えると128kbpsの速度制限となるが、
1GBを500円で購入しての容量追加が可能。

アプリ「Rakuten Link」を使って音声発信すれば通話料金が無料、かけ放題。
それ以外は通話料 30秒20円。

<Rakuten UN-LIMITのサービス内容>

  • 月額2980円
  • データ通信無制限(楽天自社エリアのみ)
  • au回線接続では2GBまで(楽天エリア外)
  • 通話料金無料(アプリ「Rakuten Link」使用)
  • 通話料 20円/30秒
  • 国際ローミング
  • SIMロックなし
  • 契約期間なし(解約金なし)

後日追記 2020/04/08)
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、
パートナーエリアのauローミングについて変更。
制限後の速度を1Mbpsに引き上げ、
4/22から容量を5GBまで増量する予定とのこと。
一時的な措置か、永久に続くのかは不明。
(予告されていたサービス内容は
2GBを超えると128kbpsの速度制限でした。)


66カ国・地域で国際ローミング可能。
データ通信2GBまで。
オプションで「国際通話かけ放題」月額980円あり。

SIMロック・フリー。

契約期間の縛りや解約金・違約金なし。

300万人は1年間無料(楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」)

「Rakuten UN-LIMIT」楽天モバイル一年無料

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の利用者、
300万人は1年間無料で提供される。

2020年3月3日から受け付け開始しているが、
これは新規契約者だけが対象。

他社からの乗り換え(MNP転入)、
格安SIM 楽天モバイル(MVNO)、
無料サポータープログラム、
らのユーザーについては、
4月8日から申し込み受け付け開始予定となっている。


※後日追記)
「Rakuten UN-LIMIT」の先行申込受付について変更あり。
格安SIM 楽天モバイル(MVNO)と、
他社からの乗り換え(MNP転入)、
のユーザに関しては、
開始予定が変更となり、
3月12日から前倒しで受け付け開始となっています。
(※無料サポータープログラムのユーザーは、
予定通り4月8日開始の見込み。)

(追記ここまで)


なお、端末の代金、追加容量の購入、
アプリ以外での通話料などは追加料金となり有料になると考えられる。

パートナーエリア(auローミング)は2GBまで

楽天回線エリア全国に拡大中(楽天モバイル)
楽天回線のエリア内をはずれた場合、すなわち
自社回線以外の場所では自動的にauの回線(KDDI)に接続されパートナーエリアと呼ばれる。
このパートナーエリアでのauローミングにおいては毎月2GBまで高速通信が可能である。

では、楽天エリアとパートナーエリアの割合はどのくらいかと言えば、
2020年3月時点の楽天エリアは東名阪のみで、
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、
での一部しか自社エリアを展開していない。

よって実際には、日本全国の中で楽天回線に接続できる人は限られている。
むしろ日常的に楽天回線に接続できない人のほうが多いはず。

自宅の住所地や、毎日のように通う職場、学校の場所が楽天エリア内であれば、
通信無制限としてお得であるが、それ以外の人はauローミングになるため、
通信量2GB超えると以後は速度制限で128kbps低速通信になってしまう。

追加購入で速度制限の解除は可能だが、それ以前に、
エリア内のユーザー・エリア外のユーザーで比べると、
使い放題と2GB以内のサービス内容では同じ料金で不公平すぎる状況。
エリア外が生活圏の人にとってはむしろ割高のサービスになるかもしれない。

楽天では総力を挙げて基地局開設を急いでおり、
1年後の2021年3月には楽天エリアが全国に拡大される予定だという。
ユーザーが楽天回線とKDDI回線を自ら選択したり切り換えることは不可能、
自動で切換えされる仕様。
どちらに接続しているかもスマホでは確認できない。
(ユーザー向けサイトの「my楽天モバイル」では確認できるという。)

ちなみに、4月から提供される本サービス「Rakuten UN-LIMIT」と同じ通信環境で利用している無料サポータープログラムの実際の利用者の声によれば、
楽天エリアの中、例えば東京23区内であっても、
地下や店舗内ではauローミングに接続されているという話が出ていました。
楽天の自社回線がLTE 1.7GHzの周波数帯だけを使うため納得できます。
回り込みしにくく地下やビルの陰などではつながりにくいとされる周波数帯なのです。
生活圏が楽天エリア内でも地下鉄や地下街、ビルの中に入ることがある方は
auローミングを多用してしまう可能性を知っておきたい。

無料サポータープログラムはどうなるのか?


楽天は、当初、この楽天モバイル(MNO・自社回線)を、
2019年10月に本サービス開始すると予告していました。
それを翻して、無料サポータープログラムを開始したという経緯がある。

以前の記事)
楽天モバイル(MNO)サービスなんと延期で無料サポータープログラム実施。遅くとも2020年春には携帯電話サービス開始へ
楽天モバイル接続できず圏外?開通できない苦情殺到(2019年10月無料サポータープログラム)

無料サポータープログラムは、
2019年10月から5000人でスタートし、
2020年1月下旬に2次募集で2万人拡大。

現在もこのサービス提供が継続しており、
2020年3月末で終了と予告されていました。
今回の本サービス4月8日開始発表に合わせて、
無料サポータープログラムの終了を
2020年5月31日まで延長することを決定。

よって、現在の無料サポータープログラムのユーザーは、
4月8日から5月31日までの間に、
Rakuten UN-LIMIT へ移行手続きをするか、
5月31日までに他社へMNP転出するか、
自主的に解約するか、
(5月31日を過ぎて自動的に使えなくなるか)
といった選択肢になる。

具体的な楽天モバイル(MNO・自社回線)への
契約変更については、
2020年4月8日以降に
「my楽天モバイル」または、
「メンバーズステーション 楽天モバイル」
から「Rakuten UN-LIMIT」プランへの移行手続きが可能
だという案内になっているので、
移行自体は簡単にできるはず。

なお、無料サポータープログラムユーザーだからといって、
Rakuten UN-LIMIT 無料300万人に契約できる優遇はないという。
よって4月8日より前に300万人が確定した場合には無料対象ではなくなる。

それ以前の期間に申し込みたくても、
同じ楽天IDでは申し込みできない、違う楽天IDでも不可。
なぜなら無料サポータープログラムと「Rakuten UN-LIMIT」は同時契約できない、
「Rakuten UN-LIMIT」は1回線しか契約できないのである。
仮に4月8日より前に無料サポータープログラムを解約して、
「Rakuten UN-LIMIT」を新規申込すれば契約できるそうだが、
電話番号は違うものになるようので注意。

そこまでしなくても、300万人の枠には入れるようであるし、
楽天としても不利にならないよう配慮したいという考えもある模様。

格安SIM 楽天モバイル(MVNO)はどうなるのか?


格安SIM 楽天モバイル(MVNO)はどうなるのでしょうか?

先にもご説明した通り、今回の記事でご紹介している楽天モバイル(MNO)は、
格安SIM 楽天モバイル(MVNO)と完全に違うサービスなのでご注意ください。

名称が同じなのでややこしいのですが、
すでにサイトのほうでは、
格安SIM 楽天モバイル(MVNO)のことを、
ドコモ回線・au回線と表記しているようです。
要は楽天モバイル(MNO)は自社回線、楽天回線。

そして、今回の楽天モバイル(MNO)サービス 4月8日開始発表に合わせて、
格安SIM 楽天モバイル(MVNO)は、
新規受付をMNO開始前日の2020年4月7日で終了すると発表しています。

サービス終了ではありません。
楽天によれば、このMVNOサービス(格安SIM)の終了時期は未定で、
様子を見ながら時期を検討するという。

つまり格安SIM 楽天モバイル(MVNO)は、
いずれ消滅することを間接的ながらアナウンスしたことになります。
ただ、このニュアンスであれば、
無料サポータープログラム終了の5月末よりは、
先まで契約し続けることができると予想されます。
2020年内いっぱいか、1年後の2021年3月末までなど。
楽天エリアが2021年3月に全国展開なのであれば、
2021年5月末までか2021年末までが有力かもしれません。
あるいはさらにその1年後の2022年3月頃でしょうか。
いずれにしましても、それよりも前までに、
MNP転出するか、解約するか、を決めて実行する必要があります。

具体的な楽天モバイル(MNO・自社回線)への
契約変更については、
2020年4月8日以降に
3月12日から受け付け開始しています。
「my楽天モバイル」または、
「メンバーズステーション 楽天モバイル」
から「Rakuten UN-LIMIT」プランへの移行手続きが可能
だという案内になっているので、
移行自体は簡単にできるはず。

旧 FREETEL SIM はどうなるのか?(現 楽天モバイル(MVNO))


旧 FREETEL SIM は、どうなるのでしょうか?
報道を見る限り、そもそも既に楽天の中では、
フリーテルというより、
楽天モバイルの1プランくらいの扱いになっているのだと考えられます。
買収された後、ブランド名称も無くなり統合完了しているので当然です。

行く末は、格安SIM 楽天モバイル(MVNO)に対して発表されていることと、
完全に同一で捉えてよいと思われます。
よって近い将来に完全消滅する。
格安SIM 楽天モバイル(MVNO)より先に消されると予想しましたが、
恐らく同時に無くなるかと。つまり全く同じ扱いになる。

同じく買収された格安SIMの旧 DMM mobileも同じ扱いでしょう。

以前の記事)
FREETEL SIMが買収された。2017年11月から楽天へ身売り
FREETELの運営会社は楽天。2017年11月1日140万回線突破
楽天運営のFREETEL SIMまもなく1か月、ユーザーは今後の契約どうなるのか
FREETEL端末事業も民事再生法の手続き、格安SIM譲渡からわずか1か月で断念
「FREETEL SIM」から「楽天モバイル」にブランド名称統合完了2018年1月15日
楽天モバイル、格安SIM DMM Mobile を買収。2019年9月承継しユーザー数220万人へ

楽天モバイル(MNO・自社回線)「Rakuten UN-LIMIT」発表 まとめ

「Rakuten UN-LIMIT」楽天モバイル一年無料
楽天モバイル(MNO・自社回線)の2020年4月から本サービス開始、
新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」発表は、思ったよりも大きな話題になっていました。

これは1億くらいあるとも言われる楽天IDユーザーの多さ、
何よりも1年無料で使えるということで取り上げられていたような気がします。

月額2980円は既存の携帯電話3社よりははるかに安いですが、
格安SIMに比較するとそうでもない。
使い方によってはむしろ高い。

通話かけ放題は、ほとんど電話しない人や
LINE、Skype、IP電話系を使っているならあまりメリットない。

それよりデータ通信が無制限なのは大きな目玉で、とてもお得ですが、
あくまで楽天エリア内でのみ。
生活圏がエリア外の人には2GBで2980円は高いと思えます。
都市部地域でも地下やビルの中もしくは店舗の奥などでは、
つながりにくいところもあるようで、不便でなかったとしても使い方に工夫が必要かもしれません。

何よりもSIMロックフリーと言えども、
使えるスマホが楽天モバイルで販売されている11種類の端末だけ。
それらが対応端末で、それ以外は動作保証外。
SIMフリーではあるものの既に使っているお手持ちのAndroidスマホや
人気のスマホ・タブレット端末では使えない可能性が高い。
日本で人気のiPhoneも使えません。
つまり楽天モバイル(MNO・自社回線)に新規契約や移行をするなら、
ほぼ確実に新しいスマホを買う必要がある。
しかも楽天が指定する機種から。

製品+プランセット(楽天モバイル)

無料サポータープログラム利用者の方々の声としては、
思ったより使える、問題ない、といった感想ですが、
この方々はエリア内が住所地の方ばかりであり、まだ数万人での規模。
これが数百万人、1000万人となっていったら速度も落ちるはず。

あとは、LTEの1.7GHzの周波数帯だけを使うことがネック。
地下やビルの陰などではつながりにくいはず。
昔、立ち上げ当初のソフトバンクも周波数が原因で、つながりにくいとされ、
いわゆるプラチナバンドを獲得してやっとつながるようになった経緯があります。
auローミングのほうは、まさにプラチナバンドで、
障害物を回り込む性質があるので、ビルの陰になっている場所や地下、
店舗内や奥まった場所などでもよくつながることでしょう。
しかし前述の通り、容量2GB制限がネックになる。
基本的に楽天エリア内はauローミングの圏外となるようで、
楽天エリア内でも地下などは仕方なくauローミングを提供している状況だと言える。
どちらに接続するかは選べない自動切換えシステム。

慎重に行くなら1年は様子を見て、楽天エリア全国展開とされる
2021年3月頃に契約するのが無難かもしれません。

TwitterなどSNSやブログでのいろいろな方々ご意見を見る限り、
2台目のサブ機としてとてもよいのではないかという意見が目立ちました。
確かに300万人に入れば1年間は無料で、解約金も無し。
メイン回線でないならライフラインの面でも心配ない。

後は、指定されたスマホを新しく買ってまで試してみたいかどうかが
ポイントになりそうです。

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