「Rakuten UN-LIMIT VI」は、いつから?楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)からのMNPで1年無料キャンペーンは期間いつまで?

楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)からユーザー向け、
先月分の利用料金確定のメールを受信しました。

楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)ご利用料金確定のお知らせ

利用料金案内メールのはずが、後半では、しれっと
2021年4月1日(木) 午前0時から開始となる
「Rakuten UN-LIMIT VI」の内容と、
MNP勧誘の広告につながっていました。
楽天らしいメルマガでの宣伝です。

楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」について解説します。

楽天モバイル新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」はこちら

楽天モバイル
>>Rakuten UN-LIMIT VI<<

「Rakuten UN-LIMIT VI」は、いつから?

「Rakuten UN-LIMIT VI」は、いつからスタートするのか。

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI(ラクテンアンリミット シックス)」は、
2021年4月1日(木) 午前0時より提供開始予定。

厳密には提供開始というよりも、
既存の「Rakuten UN-LIMIT V」から自動でアップグレードする格好。

要はバージョン 5から6へアップ。
手続きも不要で、アップグレードに伴う費用は発生しない。
通話料金、SMS料金などは変更なし。

楽天モバイル300万人まで1年無料の残り人数とキャンペーン状況

申し込み先着300万人まで楽天モバイル(楽天回線)の
プラン料金が1年間無料のキャンペーン、残り人数は何人か。

状況としては、2021年3月1日以降、
300万名に達した後もキャンペーン適用されるように変更になっています。
要は延長になりました。
自分が何人目か、キャンペーン適用されるのか気にしなくてよい。

但し申し込み期間が設定されており、
Web申し込みで2021年4月7日(水)午後11時59分まで、
店舗(楽天モバイルショップ)の閉店時間までが期限。

※楽天モバイルはこちら

楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)からのMNPで1年無料キャンペーンは期間いつまで?

楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)からのMNPで
1年無料になる期間は、いつまでなのか。

楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)からのメールによれば、
4/7(水)23:59までの申し込みで、
楽天モバイル(旧FREETEL SIM)から楽天モバイルへ(楽天回線)のお乗り換え(MNP)について、「プラン料金が1年無料キャンペーン」開催中とのこと。

楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)MNPで1年無料キャンペーンPR

要は、楽天モバイルの申し込み先着300万人まで1年無料
というキャンペーンが延長になり、その変更がそのまま適用されただけ。
旧 FREETEL SIMユーザーだけ特別な待遇ではありません。

楽天モバイル(MVNO)と楽天モバイル(MNO)の違い

以前存在した格安SIMのFREETEL SIM は、
格安SIM時代の楽天モバイル(MVNO)に買収されました。
楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)としてサービスは継続しています。
(新規申し込みは終了)

間違えている方がいらっしゃると思うのは、
楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)は、
楽天モバイル(MVNO)の格安SIMサービスの残り。

「Rakuten UN-LIMIT」のサービスは、
楽天モバイル(MNO)で携帯会社としてのサービス。

楽天モバイル(MVNO)は、
回線を借りてサービス提供しておりますので、
ドコモ回線でサービスが提供されている。

楽天モバイル(MNO)は自社回線ですので、
楽天回線でサービスが提供されている。
(一部はパートナー回線でau)

よって、旧 FREETEL SIMなどの
楽天モバイル(MVNO)の格安SIMで
快適に通信できているからと言って、
楽天モバイル(MNO)の「Rakuten UN-LIMIT VI」で
快適に通信できるとは限りません。
両者は全くの別物です。

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」のメリット

「Rakuten UN-LIMIT VI」(楽天モバイル)

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」のメリットは何か。

「Rakuten UN-LIMIT VI」は、
「Rakuten UN-LIMIT V」からのアップグレードであり、
特徴は月間のデータ利用量で支払い金額が決まること。
通話料金、SMS料金などは変更なし。

最大のメリットは、月間データ利用量が
1GB以下なら0円、無料になる。
すなわち回線契約していても全く使わなければ、
あるいは1GBより通信料を抑えれば、
毎月のプラン料金が0円ということになる。

「Rakuten UN-LIMIT VI」

料金プランは1つだけ。

月間データ利用量
1GBまで0円
3GBまで980円(税込1,078円)
20GBまで1,980円(税込2,178円)
以後、2,980円/月(税込3,278円)
で無制限

※製品代、オプション料、通話料等は別費用。
※2回線目以降は0GB~3GBまで980円(税込1,078円)。
※プラン料金最大2,980円/月(税込3,278円)

なお、2回線目以降は、
0GBでも月額料金980円(税込1,078円)となるので、
実質無料回線を契約できるのは1回線だけ。

【楽天モバイル】
新料金プラン「楽天アンリミット」

「Rakuten UN-LIMIT VI」(楽天モバイル)

「Rakuten UN-LIMIT VI」のデメリット 対応機種の端末が少ない

楽天モバイル(MNO)の「Rakuten UN-LIMIT VI」
を使うにあたっては、対応機種となるスマホの端末が限られています。
楽天アンリミットのサービス開始時点からの問題です。

対応機種の端末が少ないのはデメリット。
おそらくほとんどの方が現在お使いのスマホでは使えないはず。

現に管理人の所有するスマホ「ZenFone 3 Max (ZC553KL)」
「Zenfone Max Pro M1(ZB602KL)」は使えません。
楽天モバイル(旧 FREETEL SIM)のSIMカードは、
「Zenfone Max Pro M1(ZB602KL)」にセットして
使っていますが、これに「Rakuten UN-LIMIT VI」の
SIMカードを入れても使えないのです。

すなわち「Rakuten UN-LIMIT VI」を契約するために、
新しい端末を購入しなくてはなりません。
これはデメリットのひとつになります。
但し、端末を購入すると20,000円相当の楽天ポイント
が付与されるキャンペーンも開催していますので、
実質的に割引で買えるという救援策も楽天側から用意されています。

なお、自分が今使っているスマホで楽天モバイルを使えるかどうか?
については楽天モバイルの公式サイトにて確認できます。

「Rakuten UN-LIMIT VI」パートナー回線の問題

さらなるデメリットはパートナー回線の問題。
楽天回線は、まだエリアを拡大中の発展途上であり、
ドコモ、au、ソフトバンクの大手三社MNO
のネットワークとは大きな差があります。
現時点で三社と同じように快適に使えるとは思わないほうがよい。

実際のところ、楽天モバイル(MNO)の「Rakuten UN-LIMIT」は、
KDDI回線を一部で借りており、パートナー回線としている。
パートナー回線エリア内ではau回線によるローミング接続で
通信している。

このパートナー回線の提供が2020年10月から
終了となった地域が出ており、
東京都では2021年3月末でローミングを終了する
予定となっている。

すなわち来月4月1日以降、楽天モバイル(MNO)の
「Rakuten UN-LIMIT」が突然つながらない、
通信できない、圏外ばかりになるという声や
クレームが殺到する恐れがある。
特に東京都で通信するユーザーは要注意。

楽天モバイルは無料回線で評判よいが赤字。狙いは楽天経済圏か

楽天モバイルは無料回線にもなることで評判よいとは言えます。
新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」発表からは、
申し込みが殺到してWeb申し込みもつながりにくくなったくらいだという。

ただ、これまでも1年間無料で提供してきて、
このあとも1年間無料。

無料期間が終わった後もデータ通信を使わなければ0円、
データ利用を1GBまでに収めれば0円、
20GBを越えるヘビーユーザーは
2,980円/月(税込3,278円)で無制限に使える。

これではビジネス的に採算が取れるわけがない。
実際、通信網の拡大のためのアンテナを増やす先行投資だけでも
楽天モバイルは赤字。
他の事業はコロナの追い風もあり黒字なのに、
楽天モバイルの負担が楽天グループ全体も赤字にしている。

しかし楽天の狙いは楽天会員のアカウントを増やすことにあり、
楽天経済圏のユーザーを増やすことで、
楽天モバイルとは違う事業からの利益を狙っているという説が
前からありましたが、やや強く出てきています。

楽天モバイルを契約していると
SPU(スーパーポイントアッププログラム)の
ポイントが1%多くなることから、
このSPUを目的にした楽天ユーザーが
楽天モバイルを契約しているという噂。
さらにポイント獲得目的なので、
楽天市場で買い物を多くするようになれば
お買い物から楽天の収益があがるという仕組み。

そもそも、Rakuten UN-LIMITの
プラン料金や通話料の支払いで
100円(税抜き)につき楽天ポイントが1ポイント付与されて貯まりますし、
逆に利用代金を楽天ポイントで支払うこともできます。
さらに利用代金全てをポイントで支払っても、
ポイントが付与され獲得できます。

楽天モバイルを契約することで、
新規に楽天会員となった人の中には、
楽天市場で買い物してみようか、楽天カードも使ってみようか、
という人もでてきているという。

この話も負け惜しみというか、
楽天にとって高い買い物になっている印象がありますが、どうでしょうか。
今のところ楽天モバイルが黒字化する見込みはないとしか言いようがありません。

少しだけよい可能性があるとすれば、
楽天が先日2021年3月12日に日本郵政グループと資本・業務提携したこと。
この業務提携が楽天モバイルと大きく関係している模様。
大規模出資を受ける、全国の郵便局を何らかの拠点にするなど、
可能性は広がりましたが、現実にはどこまでスムーズに事が運ぶか不明。

楽天モバイル(MVNO・旧 FREETEL SIM)の
現ユーザとしても、今後の推移を見守っていきたいと思います。

楽天モバイル【公式】「Rakuten UN-LIMIT VI」はこちら
※楽天モバイルはこちら

「楽天モバイル」
【公式】は、こちら

参照URL・情報ソース
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